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筑波大学大学院
システム情報工学研究科
知能機能システム専攻
受験したのでまとめ
筑波大学大学院知能機能システム専攻を受験しました。
受験生の方の役に立てるよう簡潔ではありますが、残しておきたいと思います。
＜受験した人＞
中堅国立大工学部出身
TOEIC730以上
準備期間丸2か月（卒研と並行、TOEICは別）
入試区分：2月入試
試験内容：英語（TOEIC）、数学、卒研及び研究計画書のプレゼンテーション（10分以内）
試験内容について順番に述べます。
１、英語
英語についてはTOEICを提出し、筑波大独自の点数換算によって点数化されるようです。
憶測の範疇ですが730点が満点扱いのようです（知能機能システム専攻HPに730以上で非常に高く評価されると記載あり）
ちなみに私は730点以上で提出しました。
２、数学
一応口述試験ということになっていますが、
回答を発表するだけで、普通の筆記とあまり変わりありません（強いて言えば正解したかどうかわかるぐらい）
しかし、過去問がありません（問題は回収されます）
研究室単位で過去の先輩が記憶を頼りに再現したものを保管していることがあるので、受験を考えている人は、研究室見学時に手に入れておきましょう。
私はそれで手に入れました。
試験内容についてです。
私が受験した際は問題数12問（大門6つに小門各2つ）、考慮時間（発表前に与えられる問題を解く時間）38分でした。
問題は標準レベルほど、正直そんなに簡単ではなかったです。
私が受験時に出題された問題は
１ 直交行列の性質を用いて、行列内の定数を求めたりする問題
２ 線形従属に関する問題
４ １、2元のテイラー展開
になります。
5年ほど前までは考慮時間は25分で問題数が12問だったようです。
この年度の過去問を保有していましたが、めちゃくちゃ簡単でした。
この年度以外の過去問を保有していなかったため、完全舐めプでかかり撃沈しました。
なんとか半分以上は解けましたが。。。
近年は倍率も1.4倍程度あるようなのでしっかり勉強して挑みましょう。
３、プレゼン
プレゼンについてです。
2月入試では卒研と研究計画書、志望理由などを合わせたプレゼンを10分で行います。
面接官は3人です。
私的に驚いたのは3人とも卒研、研究計画に関して完全に専門外だったことです。
そのため、あまり専門的な質問が飛んでこず、逆に面食らったのを覚えています。
推測ですが、この専攻では研究計画書をしっかり希望研究室の教員と連携して
作れているか、とプレゼンテーションを分かりやすく行うことができるかという点を
重視しているような気がしました。
私はプレゼンを中学生がなんとなく理解できるレベルを目指し作成したので
分かりやすすぎるのと、それゆえ内容が薄いのも相まって、そもそも質問がなかったんだと思います。
質問の合間合間に希望研究室の教員と連絡取り合ってつくったんだよね？
という旨の質問を何度かされたのが印象的でした（確認的な意味で）
最後に併願大学院について聞かれ、面接は終了、解散になります。
まとめると
１、TOEICはできるだけ高得点を取っておこう！
２、数学はあまり舐めないようにしよう！
（過去問はチョー簡単だけどあきらかに難化してます）
３、希望研究室の教員と綿密に連携を取りながら、研究計画書、プレゼン資料を作ろう！
試験以外に少し注意点（個人的な不満？笑）を挙げるとすれば
研究計画書はオンラインで出願時に出願フォームに書き込んで提出になるのですが
それを提出した後に受験生調書なる卒研概要（500字程度）、自己アピールを
書かせてくるので注意してください。
私は提出期限ぎりぎりまで筑波大の指導希望教官と研究計画書についてやり取りし、
推敲を繰り返していました。
そして満を持して提出した後に、
受験生調書なるものを
ダウンロードして
印刷して
ペンで書いて
提出して
ください
なんて言ってくるもんだから
超焦って書き上げ、速達受付終了5分前に郵便局に駆け込みました。
このシステムまじで勘弁してくれ…。
受験生の方は気を付けてください。
以上です～
受験生の人は頑張ってください！
＜追伸＞
見ている人いないと思うので書いていませんでしたが
合格しました。
2月入試の倍率はおよそ2倍です。
